「本学建築設備を有効活用した災害時における地域支援の検討」
「災害時非常用水栓」供用開始に関する報告披露の会
日時2010年6月26日(東北文化学園大学“感謝の日”と同日開催)
会 場 東北文化学園大学 2号館受水槽前
2008年度より大学の教育計画支援費による「本学建築設備を有効活用した災害時における地域支援の検討」(代表者:須藤諭教授)において検討を続けてきた「災害時非常用水栓」が昨年度において、製作を終了したことを受け、今年度は大学当局との設置に関する調整を続けてきた。その結果、当局の理解も得られ、いよいよ実機として供用を開始できることとなり、2010年6月26日(土)本学感謝の日の出発式に先立って、供用開始に関する大学及び地域の方々に対する披露報告の会を開催した。
報告会の第1部は検討WG幹事の須藤諭教授の進行の下、本学地域連携室長の長野和夫教授(総合政策学部)より開催挨拶をいただいた。(写真Ⅱ-1)
続いて、WG主査の岡田誠之教授より本システムの解説が行われた。
前田信治助手の指示の下、岡田誠之研究室及び須藤諭研究室の学生たち組み立て作業を披露した。(写真Ⅱ-2)
装置の設置が完成すると、参加の皆様から強い関心が寄せられ、いろいろと質疑応答がなされた。
当日は地域支援検討WGにおいて健康管理センター所長の渡辺隆夫教授(リハビリテーション学科)が中心に検討を行った「被災者対応のための医療用具の整備」についても報告した。
最後に髙坂知節学長が、本学は今後の地域と連携を推し進めていく旨の挨拶をされ閉会した。