2012年7月11日水曜日

見学会 東北電力仙台火力4号機

電気設備学会東北支部見学会
東北電力仙台火力4号機仙台太陽光発電所

  須藤教授が支部長を務める電気設備学会東北支部の見学会で、東日本大震災により甚大な設備被害を受け、平成24年2月に再開された仙台火力発電所4号機(宮城県宮城郡七ヶ浜町)に行ってきました。 仙台火力発電所4号機は平成22年7月に運転開始された最新鋭の高効率コンバインドサイクル発電所で、44.6万kWの出力で世界トップクラスの発電効率58%を誇っているものです。

発電所建屋(パンフレット)           心臓部のタービン

また、同発電所の敷地に新設された仙台太陽光発電所も見ることができました。こちらも東日本大震災による津波被害により工事が中断されましたが、平成24年5月25日に営業運転開始となったものです。  仙台太陽光発電所は、松島に近いことから景観に配慮した黒色のパネル215kWを11,072枚設置し、合計出力2,380kW=2.38MWのメガソーラー発電所です。年間約210万kWh(一般家庭約600世帯分の年間使用電力量相当)を発電し、CO2排出量を年間約1,000トン低減)することになるとのことです。