平成24年度大学教育計画支援費助成テーマ「人間環境デザイン学科環境設備エンジニアコースにおける地域環境支援の実践を取り入れた新教育プログラムの開発」において、具体的テーマを学生達に体験させることを通して、本コースの重要課題である「エコ」「省エネ」「リサイクル」「防災」「地域支援」に関わる教育プログラムの開発を行うことに取り組んでいます。
その一環として、学園キャンパスにおける水収支に関する教育実験装置として、本学1号館の雨水縦管から取水できるように「雨水集水実験水槽」の設置を行いました。
今後、環境設備コースにおける体験的環境学習のために活用されるとともに、雨水集水率や集水された雨水の水質測定などを行っていく予定です。
設置場所の写真(本学1号館南側 雨水縦管に接続)雨水タンクは、実験用として容易に取り付け、取り外しが可能な構造となっています。
雨水縦管に雨水の取水及びオーバーフローの機能が付いている取水継手を取り付けて設置するため、雨水管を切断して施工しましたが、容易に現状に復帰できるように工夫されています。