2008年12月1日月曜日

空間データ利用小委員会公開勉強会「活用事例を通して空間データシステム利用の可能性を考える」

公開勉強会ポスター
日本建築学会空間データ利用小委員会公開勉強会
「活用事例を通して空間データシステム利用の可能性を考える」


 近年、広域な環境を調査研究対象とするGIS(地理情報システム)やRS(リモートセンシング)等の空間データシステムが比較的手軽に利用できるようになってきた。
 GISでは各種の地物データ、社会統計データ、観測データがマップと連携され、RSでは多種のセンシング方法による画像精度が向上するなどの技術的進展は著しい。
 日本建築学会空間データ利用委員会の主査として、公開勉強会を企画し東京の日本建築学会建築会館にて開催した。多岐にわたる講師をお願いし、具体的調査や研究の事例において空間データシステムをどのように活用したかを紹介していただき、空間データシステム利用の可能性について勉強したものである。研究室学生も開催スタッフとして活躍した。
 
 <プログラム>
主旨説明:須藤 諭(東北文化学園大学/小委員会主査)
司会:依田浩敏(近畿大学)
記録:田中貴宏(広島大学)、川村広則(東北文化学園大学)

話題提供(講演)
1:空間データを利用した調査研究の広がり/依田浩敏(前掲)
2:都市環境気候図作成における空間データ/渡辺浩文(東北工業大学)
3:エネルギーシステム計画におけるGIS 利用/村上公哉(芝浦工業大学)
4:都市緑化の適地選定と航空機リモートセンシング/小松義典(名古屋工業大学)
5:災害対策本部等における状況認識統一への活用/浦川 豪(京都大学)

まとめ:須藤 諭(前掲)