みやぎ産学官交流大会
建物エネルギー消費実態のデータベース化調査とその展開当研究室は、2009年6月17日に仙台国際センターにて開催された第46 回 みやぎ産学官交流大会に「建物エネルギー消費実態のデータベース化調査とその展開」と題し出展した。
わが国の民生業務部門の建物ストック量は1000万棟を超え、床面積23億㎡に昇ると推定されている。温室効果ガスの大きな排出部門のひとつでありながら、一次エネルギーベースでの建物エネルギー・水消費等の環境負荷排出実態の捕捉が不足している。
このような背景から、昨年度 (財)建築環境・省エネルギー機構(IBEC)に「非住宅建築物の環境関連データベース検討委員会」が設置され、その傘下の東北SWG委員として継続的に調査を担当している。これらの成果は国土交通省・環境省等の要請を背景として構築されつつある「非住宅建築環境関連データベース」(略称DECC)に反映される予定である。
会場では大学院生の井城依真君(博士後期課程)、茂木敬君(博士前期課程)らが設営、解説を行った。