2012年3月23日金曜日

シンポジウム『東日本大震災・建築設備被害報告と今後に向けて』


岡田教授:趣旨説明
 シンポジウム『東日本大震災・建築設備被害報告と今後に向けて』が2012年3月23日に仙台市ユアテック会議室にて開催された。本学から岡田誠之教授及び須藤諭教授が講演を行った。





 4つの建築設備関連学協会である日本建築学会東北支部環境工学部会(部会長:宮城教育大学 菅原正則准教授)、空気調和・衛生工学会東北支部(支部長:新日本空調(株) 仲村光史)、電気設備学会東北支部(支部長:東北文化学園大学須藤諭教授)、建築設備技術者協会東北支部(支部長:日新設備(株)黒澤正志)は、3・11東日本大震災による建築設備の被害状況を調査するため、東北地方建築設備関連学協会災害調査連絡会(会長:東北文化学園大学 岡田誠之教授)を結成して、調査や対策の検討、報告書の執筆等を行って来た。
須藤教授:講演
 これまでの被害調査内容を報告すると共に、今後の対策、建築設備分野の技術者や研究者として何をすべきか等をディスカッションの場とするため、2012年3月23日に本シンポジウムを開催した。

講演会全景
シンポジウムの開催概要は以下の通り。
主催:日本建築学会東北支部環境工学部会、空気調和・衛生工学会東北支部、
    電気設備学会東北支部、建築設備技術者協会東北支部
協賛:日本技術士会東北本部衛生工学・環境・上下水道部会、住まいと環境東北フォーラム
後援:日本電設工業協会東北支部、日本空調衛生工事業協会東北支部、東北空調衛生工事業協会、
    宮城県空調衛生事業協会、日本設備設計事務所協会東北ブロック、山形県設備技術協議会
日時:平成 24 年 3 月 23 日(金) 10 時~12 時 30 分(開場:9 時 30 分)
会場:(株)ユアテック本社 3 階 C 会議室    
総合司会:空気調和・衛生工学会東北支部長 仲村光史(新日本空調)
シンポジウム次第
 ① 主旨説明(講師:東北文化学園大学 岡田誠之)
 ②建築設備の被害
  a)建築設備被害の概要(講師:東北文化学園大学 岡田誠之)
  b)空調設備の被害(講師:仙台高等専門学校 内海康雄)
  c)給排水設備の被害(講師:ユアテック 赤井仁志)
  d)電気設備の被害(講師:東北文化学園大学 須藤諭)
  e)ライフラインの被害(講師:東北工業大学 渡邉浩文)
  f)その他の被害(講師:宮城教育大学 菅原正則)
 ③ 行政・関連学協会の動向とこれから(講師:鹿島建設 一方井孝治)
 ④ ディスカッション・今後の対策と実務者・研究者は何をすべきか
   コーディネータ:建築設備技術者協会東北支部長 黒澤正志