2009年9月21日月曜日

AIUE2009 アジアの都市環境研究者と国際学会で交流


2009年9月21日~23日に中国吉林省長春市で開催された6th International Symposium of Asia Institute of Urban Environmentに参加してきた。シンポジウム全体のテーマは ”Energy Conservation and Carbon off in Asia City” であった。このメインテーマの下、低炭素社会を見据えた都市の省エネルギーについて数々の研究発表が行われ、今後のアジア諸都市の持続可能な長期発展について重要な意見交換が行われた。
アジアの都市環境研究者が年に一度一同に会して、急速な変化が進行するアジアの諸都市に関する研究成果を発表し、意見交換し、知見を得ることは極めて重要なことである。
研究報告会にも参加し、須藤教授は 「A Study on the Energy Consumption Performance of the Pipe Freeze Prevention Heater」、博士課程の井城依真氏は「An Investigation on Energy Consumption of Office Buildings and Hotel Buildings in Tohoku Region」を報告した。
また、第7回国際シンポジウムの開催都市として、長春市と姉妹都市30周年を迎える仙台市が選定されることが決定した。須藤教授が仙台大会の実行委員長を務めることになった。第7回国際シンポジウム仙台大会では、第6回長春大会のメインテーマを引き継ぎつつ、安全安心な生活様式や景観など、環境文化の面まで含めた都市の持続可能性についての検討へと深化させたいと考えている。メインテーマは「アジアにおける持続可能な都市環境デザイン“Sustainable Urban Design in Asia City”」とする予定である。