2011年6月19日日曜日

東日本大震災復興フォーラム

2011年6月19日、東北文化学園大学主催の震災復興フォーラムに須藤諭教授がパネラーとして参加しました。東日本大震災を経験したわれわれが学んだ教訓を生かすため、学校法人東北文化学園大学が主催する震災復興フォーラムが、平成23年6月19日(土)に仙台市内の江陽グランドホテルで開催されたフォーラムのテーマは「東日本大震災の教訓~今、若者たちと語ろう~」とされ、時宜を得て高校生から一般市民まで合わせて636人の多くの聴衆が来場された。以下に、本学オフィシャルサイト等に掲載された開催報告を引用する。

(東北文化学園大学オフィシャルサイトより) 
本学園は「今、若者たちと語ろう 東日本大震災の教訓」と題して震災復興支援を考える市民フォーラムを6月19日(日)、仙台市内の江陽グランドホテルで開催しました。約650人の市民の皆さんに参加いただき、防災や地域支援の在り方について、まちづくり計画研究所の渡辺実所長、イタリア・ボローニャ大のトマーゾ・トロンベッテイ教授、東北文化学園大の岡田誠之教授が講演を行いました。休憩の後の梅村憲子さんの独唱が披露され、中でも唱歌「ふるさと」を来場された皆さんで合唱するシーンは感動を呼びました。二部の緊急パネルディスカッション「目指せ!新生東北 あの日から明日へ」では、運輸、医療に携わる本学園卒業生がパネリストとして参加しました。人間環境デザイン学科の須藤諭教授は震災当時の大学の様子と近隣住民への給水活動の成果を報告し、「飲料水の確保がとても重要だった」と述べ、専門学校臨床工学科を卒業した石巻赤十字病院の魚住拓也さんは、震災を受けた石巻の過酷な状況を報告し、できるだけ「顔の見える関係が大切」と強調しました。河北新報社の鈴木素雄論説委員長は、「かつては人材を供給する基地としての東北が被害を受け、今後、さらに若い世代の流出が懸念される。日本の中の東北の位置付けを皆で真剣に考えることが大事」と話されていました。